全良導絡調整療法
全良導絡調整療法(General Regulation Therapy of Ryodoraku)とは、全良導絡の興奮性を生理的な状態に調整する治療法で、いわゆる全身の自律神経調整療法ということができます。これは、古典でいうところの、 “本治法”であり、根本療法であり、太極的治療法といえます。
具体的に説明すると、全良導絡の代表測定点の測定により全良導絡の興奮性を電流量(数値)で現し、良導絡専用カルテにプロットし、生理的範囲から逸脱した異常良導絡上に適刺激を与え、全良導絡の興奮性を調整する方法が「全良導絡調整療法」であります。
異常良導絡の調整は体表の交感神経の調整であり、その刺激は中枢にまで影響を及ぼし、反射機転で内臓に分布する自律神経機能も調整されることが考えられます。
すなわち、「自律神経調整療法」であるといえるわけです。このことから、特に慢性疾患においては、全身を賦活し、調整する必要上、この治療法が必須となります。
詳しくは、良導絡研究所HPをご覧ください。
◎手足の 代表測定点 と 実際の測定
◎良導絡専用カルテにプロットし、生理的範囲(緑のライン)から逸脱した異常良導絡上に鍼灸刺激を与え、全良導絡の興奮性を調整する。その結果、全身の自律神経をゆさぶり治癒力を旺盛にすることができます。