日本良導絡自律神経学会中部支部 SINCE1968年
第三日曜日に名古屋市金山総合駅近くの会場で研究会を開催しています。良導絡治療は、皮膚の電気抵抗と自律神経の生理学的な関係に基づいた理論体系なので、難解な古典医学を勉強することに慣れていない学生でも学びやすい治療法です。
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テキスト・学会誌

rilyoudouraku[1]◎講習会用基礎テキスト
良導絡自律神経調整療法 基礎編
2012年第7版改定版

発行:日本良導絡自律神経学会 学術部
<一般価格 \3,000 (税込)>
<学生価格 \2,000 (税込)>

※本書の“まえがき”は、伊藤樹史会長よりお言葉をいただきましたが、当学会の特色、方針などを的確にまとめあげられていますので、下記に記載いたします。

itou-Dr 日本良導絡自律神経学会/会長
伊藤樹史
【経歴】
1969年3月  東京医科大学 卒業
1973年3月  東京医科大学大学院修了医学博士
1992年10月 東京医科大学霞ヶ浦病院副院長
1996年7月  東京医科大学麻酔科教授
1997年5月  中国 大連医科大学客員教授
2004年10月 東京医科大学霞ヶ浦看護専門学校校長
2007年4月  東京医科大学名誉教授・兼任教授
2007年9月  武蔵野病院院長、日本良導絡自律神経学会会長

【所属学会・認定・資格】
麻酔科標榜医、日本麻酔学会専門医/指導医、日本ペインクリニック学会専門医、日本集中治療学会専門医、日本救急医学会認定医、日本東洋医学会専門医/指導医、日本医師会認定産業医、日本ペインクリニック学会功労会員、その他

まえがき

鍼灸は三千年の歴史を持っていますが、あらゆる面において主観的で複雑です。良導絡は客観的で科学的な根拠に立脚した新しい治療法を展開しています。今の社会が望んでいる医学だと言えます。

昭和25年に創始者である故中谷義雄博士によって発見され、鍼灸医学の領域に科学的なEBMを導入し発展させてきました。

その後は良線絡を研究する一門によって良導絡自律神経学会を設立し今日まで発展してきました。良導絡は皮膚の交感神経の反応点と機能を観察し、各臓器と関連する形態を見いだし、良導絡の系統的な理論体系と併せ治療法を構築してきました。

日常の生体は自律神経のネットワークによってバランスを保っています。

交感神経の反応は、行動に向かつて体を準備する方向に働き、副交感神経は体を休養させる方向に働いている。脳内では末梢と違って、両神経の聞には厳密な区別はみられません。生体に病変、異常が生じますと自律神経の活動も乱れを生じます。不定愁訴に始まり体調の変化を生じ、情動の変化、記憶にまで変化を生じ、恒常性維持力が脆弱になってしまいます。

自分の力で回復できない状態が自律神経失調ということになります。

自律神経機能検査法は数十種類ありますが、いずれも単一臓器別であるため、全身の自律神経機能やバランスを総合的に評価できるものではありません。容易に臨床の治療に反映できる検査ではなく非臨床的といえます。薬物による自律神経系の治療も困難で効果もはっきりせず副作用も心配されます。全身の交感神経と副交感神経の皮膚への分布は交感神経系がはっきりしています。

そこで皮膚から求めた24個所の良導反応点の計測結果は全身の交感神経の活動としてとらえて診断します。

医療の臨床でも交感神経と副交感神経の両面の自律神経反応を観察し評価する方法はありません。

血圧が168/88で脈拍が48の場合はどのように評価するのでしょうか。

血圧が168/88は交感神経の緊張と捉え降圧薬を考える。脈拍が48では副交感神経の緊張と考える。いずれも片面の評価しかできません。不思議にも生体は片面からの治療でも両面のバランスが改善するような仕組みになっています。

このように、良導絡は経絡のみでなく、体表の交感神経の機能の評価と治療までおこなうことができます。

今世紀が生み出したストレス社会の中で最も期待される治療法ということになります。

良導絡は鍼灸の科学化とコンピュータ統計的な処理によって、生体のゆがみとして生じているツボも含め自律神経のバランスを測定し、診断から治療までの一体化を確立した科学的治療方法です。この治療効果は”点”から”面”さらには”立体的”な治療へと展開します。免疫現象というミクロな世界にまで生体は反応します。

良導絡は皮膚表面に散在する交感神経のスイッチをON、OFFにする効果があり、この作用は隠れている副交感神経のバランスを引き出すように作用し、生体反応は恒常性に向かいます。生体を深く探るほどその仕組みは複雑で見えなくなりますが、このメカニズムの理解は日常の臨床から十分会得することができます。生体の複雑な反応に挑む科学手法としての良導絡治療は今後も躍進し発展を遂げるものと確信しています。

論語にあるように「学則不固」は学べば学ぶほど奥が深いということです。患者の反応を見ながら治療している私たちは理屈抜きで楽しく治療を行っています。

皆さんは、まず基礎編からしっかり と研鑽されることを希望いたします。

日本良導絡自律神経学会/会長 伊藤樹史


参考図書:良導絡関係

学会出版物(テキストなど)
良導絡自律神経調整療法 基礎編
Ryodoraku Autonomic Nerve Regulating Therapy
自律神経の基礎と臨床

 
会員著書の紹介(良導絡に関する書籍・CDなど)
良導絡自律神経調整療法の手引き  小田博久 著
良導絡自律神経調整療法      中谷義雄 著
良導絡自律神経調整法の基礎知識  橋口 修   著
良導絡療法-基礎と臨床-      後藤公哉 著
良導絡に必要な知識        中谷義雄 著
自律神経失調症の臨床       今井 力   著
最新良導絡の臨床の実際      中谷義雄 著
基本「良導絡」治療        中根敏得 著

 
学術刊行物 (日本良導絡自律神経学会雑誌) オンライン・ジャーナル
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